「犬と飼い主が似ているのは、科学的な事実である」の引用記事(原著イギリス)に、「平均的な犬の飼育期間は、平均的な結婚生活の期間よりも長い」との記載がありました。このことは、日本で当てはまる事実なのかを検証してみました。
犬の飼育期間
まず、飼育期間=犬の寿命と仮定しました。人のように戸籍や国勢調査のような統計があるわけではないので、正確なところは分かりませんが、比較的母数が多いと思われる、「アニコム損保保険会社」さんに加入されている犬の平均寿命は13.7歳であったと報告されています。一般的に、小型犬は寿命が長く、大型犬は寿命が短いと言われていますが、その通りの結果となっていますね。
出典元:「犬の平均寿命を調査」アニコム損保保険会社HP(2017.10.07確認)
よって、犬の平均飼育期間は13.7歳とします
結婚生活の期間
元記事の「平均的な結婚期間」の解釈が、「結婚した人全て」なのか「離婚した人」の結婚期間なのかが分かりませんが、前者の期間は調べることができなかったので、後者の期間について調べました。ちなみに、日本ではおよそ結婚した3組に1組は離婚すると言われてます。すると、2016年に離婚した人の、結婚から別居に至るまでの期間は、11.3年でした。
数値引用:「人口動態統計」 厚生労働省(2017.10.07確認)
よって、離婚した人の平均結婚期間は11.3年とします。
結論
犬の平均飼育期間(13.7年)と結婚した人の離婚までの平均結婚期間(11.3年)を比べると、犬の飼育期間の方が長いという結論になりました。
まとめ
今回の調査では分かったことは、離婚した人がパートナーと一緒にいる期間よりも愛犬と一緒にいる期間の方が長いという事実です。
結婚相手を選ぶのよりも、愛犬選びは慎重にした方がいいかもしれませんね(笑)