病気辞典

皮膚の病気

犬の皮膚組織球腫を丁寧に解説

皮膚にできた組織球の良性の腫瘍です。より正確には、は皮膚にできた表皮ランゲルハンス細胞の反応性増殖です。皮膚組織球腫は、比較的急に増大する境界明瞭な赤色のドーム状の"できもの"が典型的な症状です。この病変は、頭部、耳、四肢でよく発生します。診断は、針生検です。
皮膚の病気

犬の膿皮症を丁寧に解説

犬の皮膚で細菌が増殖する病気です。犬の皮膚病では、膿皮症は非常に多い病気です。細菌が毛穴や皮膚表面に感染したものを表在性膿皮症、真皮や皮下組織で感染したものを深在性膿皮症と呼びます。表在性膿皮症は、皮膚あるいは皮膚のバリア機能の異常が原因で、細菌が感染するとされています。
皮膚の病気

犬のノミアレルギー性皮膚炎を丁寧に解説

ノミの感染に伴うアレルギー性皮膚炎です。ノミが原因で起こる犬の病気は、ノミ刺症とノミアレルギー皮膚炎の二つがあります。犬でも猫でも寄生しているノミは、ほとんどがネコノミ(Ctenocephalides felis)です。犬の92%以上と猫の97%以上が、ネコノミ感染です。
皮膚の病気

犬の脱毛症X(毛周期停止)を丁寧に解説

毛周期が休止期で停止してしまう病気で、特にポメラニアンでの発症が多いです。脱毛症X(毛周期停止)では、全身症状や明らかな代謝異常を伴わない、体幹部を中心とした脱毛症が典型的な症状です。この脱毛症は、頚部と大腿尾側そして尾から始まり、経過とともに頭部と四肢を除く体全体へと広がっていきます。
皮膚の病気

犬の全身性エリテマトーデス(SLE)を丁寧に解説

免疫複合体の組織沈着により起こる自己免疫疾患です。犬のエリテマトーデスは、全身性エリテマトーデス(SLE)と皮膚型エリテマトーデス(CLE)に分類され、全身性エリテマトーデスは、少なくとも2つの異なった器官系が冒された多発性全身性免疫疾患と定義されます。
皮膚の病気

犬の円板状エリテマーデス(DLE)を丁寧に解説

皮膚の基底膜を主体とした自己免疫疾患で、全身性エリテマトーデスの良性の亜型(本来の型から派生して出来たもの)です。犬でよくみられる病気で、コリーノーズや鼻日光皮膚炎とも呼ばれます。夏や日差しの強い季節により多く発症することが知られており、紫外線が危険因子とされています。
皮膚の病気

犬のマダニ症を丁寧に解説

マダニに咬まれ吸血されることです。また、マダニに咬まれることでダニ媒介性感染症が起こることがあります。マダニは、ヒトと犬とで共通の感染症(重症熱性血小板減少症候群など)を媒介する場合もあります。マダニ症では、咬みついた部位に皮膚病変がみられ、その他の症状として、貧血やマダニ唾液蛋白質に対するアレルギー反応がみられる場合もあります。
その他

犬のキシリトール中毒を丁寧に解説

食品や口腔ケア製品に含まれるキシリトールを摂取することで生じる有害作用です。犬の代謝は人と異なるため、キシリトールを摂取することで中毒を起こし、死亡する可能性があります。キシリトール中毒は急速に進行し、嘔吐、眠ったような状態になる(嗜眠)、運動が円滑にできない(運動失調)、ぐったりする、けいれん発作などの症状がみられます。
生殖器の病気

犬の偽妊娠を丁寧に解説

妊娠していなくても妊娠した犬と同様の変化がみられることです。犬では妊娠の有無に関わらず、①排卵後の黄体機能がホルモンを分泌し、②2ヶ月間維持されます。そのため、生理的偽妊娠と呼ばれる現象がみられます。偽妊娠に関連する変化は、プロラクチンという物質が原因であることが知られています。
その他

犬のチョコレート中毒を丁寧に解説

チョコレート中毒とは、チョコレートに含まれているテオブロミン、カフェインなどのメチルキサンチンを過剰に摂取することで生じる有害作用です。チョコレートにより含まれているメチルキサンチンの量は異なりますが、少量でも中毒を起こし、けいれん発作などを起こし死に至る場合もあります。体重に対するチョコレートの量の問題から、大型犬に比べて小型犬の方が重篤な症状がみられます。
生殖器の病気

犬の良性前立腺肥大症を丁寧に解説

前立腺容積が顕著に増大し、排便困難や排尿困難などを引き起こす病気です。中〜高齢犬になると、前立腺が肥大することが知られています。著しく前立腺が肥大した場合、骨盤腔内での直腸の圧迫や前立腺尿道部の狭窄により、排便困難や排尿困難などを引き起こします。
腫瘍

犬のリンパ腫を丁寧に解説

リンパ腫は、白血球の一種であるリンパ球が腫瘍化したものです。リンパ系組織(リンパ節、リンパ管、脾臓、胸腺、扁桃など)で発生する悪性腫瘍です。多中心型リンパ腫は、犬で最も多くみられるタイプのリンパ腫です。全身の皮膚の下にあるリンパ節が左右対称性に大きくなるのが典型的な症状です。
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