犬はどうやって好きな人を決めるのか

どうやら犬は一番お世話をしてくれる人のことが、必ずしも一番好きなわけではなさそうです。ではどうやって犬は好きな人を決めているのでしょうか?この記事の中に、犬に好かれるためのヒントあります!

犬を飼っていて不思議なことってありませんか?

いつもご飯をあげて、散歩をさせてそしてお布団で寝かせてあげてる、そんな一番お世話をしている人よりも、他の人に愛犬が懐いていることってありませんか?

例えば、いつも一番お世話をしている自分と他の人が同時に名前を呼んだ時に、他の人の所に走って行っちゃうみたいな(笑)

どうやら犬は一番お世話をする人を、一番好きとは限らないみたいです。では、どうやってそれを決めているのでしょうか?また、一番好きな人を変えることはできるのでしょうか?

もちろん犬によって差はありますが、一般論として考えることはできますので、どうやって犬は好きな人を決めているのか見てみましょう。

社会化の問題

生まれてから6ヶ月くらいまでが、重要な社会化の時期であると言われています。その時期にお世話をみてくれた人であれば、たいてい犬とその人は強い絆で結ばれます。子犬の時期は頭脳が信じられないほど色々なことを受け入れやすく、社会化期に経験したことはその後の人生においてずっと影響を与えます。なので子犬の時期には、なるべく色々な人や場所そして物に触れさせて社会化させることが大切になってきます。

例えば、帽子を被った人をみたことのない犬は、その後の人生において帽子を恐れるようになるかも知れません。また、女性(or男性)の方が好きという犬がいますが、ひょっとすると子犬の時期に女性(or男性)によくお世話をしてもらった影響かも知れません。

もし、飼った時にすでに社会化期を過ぎていても心配しないでください。社会化をするのに遅すぎることはないです。何故ならば、子犬の時期の経験は確かに重要ですが、犬の人生全体をかけてゆっくり社会化していけばいいのです。

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愛情は絆を強くします

犬は一番にお世話をする人を、必ずしも一番に好きではないと話をしました。しかし、ほとんどの犬は一番お世話をしてくれる人を好きになる傾向はあります。それは、お世話をしてくれることに愛情を感じるからです。例えば、親子4人家族などでは、毎日食事を与え、散歩に連れて行ってくれる親を好きになる傾向があります。

加えて、スキンシップは犬と人との愛情を深めます。グルーミングやマッサージなどのスキンシップで愛情を深めると、犬との絆はより強いものになります。

しかし犬の中には、単なる愛情の積み重ねではなく、質を重視する子もいます。例えば、いつも一緒にいて一番お世話をしている人よりも、たまにでも思いっきり遊ばせてくれる人を好きになることがあります。

良い関係づくりが鍵

犬は人との関係において、気に入られるように演じることがあります。言い換えれば、人との関係が良好であれば、犬の方から絆を作ろうとします。もちろん、犬はいつもおもちゃの引っ張りっこをしたり、好きなおやつをくれる人と強い絆を作ろうとします。また、いつもご飯をくれる人のことは、大切な人であると認識しているはずです。

逆に、犬は良好ではない関係の人には、いい顔をしません。例えば、動物病院の獣医さんに尻尾を振ってくれる犬は少ないです(涙)

犬と人の関係が良好であれば、絆を作りやすいです。例えば、新しい人が家に来た時に、常に玄関や庭でおやつを与えてもらうようにしてみてください。これは、「新しい人=おやつ」という関連付けをさせることにより、人見知りをさせないためのすぐに役に立つ方法です。

人間の個性と犬種

行動や性格がそっくりな犬と飼い主に出会ったことはありませんか?類は友を呼ぶというのは犬と人の関係においても当てはまります。犬はしばしば自分にあった活動性と個性の人を好きになることがあります。例えば、内気な飼い主には用心深い犬と相性が良く、よくはしゃぐ犬には活動的な飼い主と相性が良かったりします。

加えて、一人の人にしか懐かない傾向を持つ犬も中にはいます。それは、バセンジー、グレイハウンド、柴犬そしてケアンテリアなどです。

犬種と自分の性格がマッチするかについては、飼育する前によく調べておくと良いでしょう。

愛犬のお気に入りになるためには

もし、愛犬が自分のことをあまり好きでないと感じていても、落ち込まないでください。犬との絆を改善する方法があります。

もっとも簡単でそして楽しい方法は、少なくとも1日30分、一対一で集中して過ごすことです。これには散歩の時間や一緒にテレビをみているだけの時間は含まれません。この時間は、犬と活動的に集中して過ごさなければなりません。

犬と一緒に絆を深めるための活動

  • とってこい遊び、引っ張りっこ、かくれんぼ
  • 新しい技を覚えたり、古い技を覚え直したりと愛犬のトレーニングを通して絆を深める
  • アジリティーやフライボールなど、犬とチームになってできるスポーツに挑戦する
  • 良質で適切な食事を与えることは愛情です。必要なタンパク質を取れるようにして、手作り食にチャレンジするのも良いでしょう。アイコンタクトをしながら料理を作ると、より絆が深まるかもしれません
  • グルーミングをしたりマッサージをしたりしてスキンシップをはかる

まとめ

犬はお世話をしてくれる人との間で、自然に絆が生まれます。飼い主として愛情を持ってお世話をして、社会化と人との良い関係づくりをしていき、そして愛犬の個性を尊重しましょう。そうすれば、愛犬はあなたの愛情に報いてくれるはずです。

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