犬アトピー性皮膚炎

愛犬の皮膚の痒みでお困りではないですか?ひょっとしたら、その痒みアトピー性皮膚炎かもしれません。家庭でできる、簡単な診断方法があるので一度試してみてはいかがでしょうか。

犬アトピー性皮膚炎とは

犬のアトピー性皮膚炎は、若い時から発症することが多く、強い痒みを訴えて左右対称性に皮膚の症状が出るのが特徴です。皮膚の症状としては主に赤みと脱毛が多いです。

この病気は、最も一般的な犬のアレルギー性皮膚疾患であり「主に環境抗原に対するIgE抗体に関連した特徴的な臨床症状を認め、遺伝的素因が関与する炎症性および掻痒性皮膚疾患」と定義づけられています。

家庭でできる診断方法

簡単に家庭でできる診断方法として、次の項目のうちいくつ当てはまるかを見てみると良いでしょう。

1、症状が現れたのが3歳以下の時である

2、主に室内で飼っている

3、グルココルチコイド(いわゆるステロイド)を投与したら痒みがおさまった

4、皮膚病変が出る前に痒みがあった

5、前足に皮膚病変がある

6、耳の皮膚病変がある

7、耳の皮膚病変は耳の中心部である(はじっこには病変がない)

8、背中には皮膚病変がない

※皮膚病変とは、主に皮膚の赤みと脱毛の事です

以上の8項目中5項目以上当てはまるようですと、アトピー性皮膚炎の疑いが濃いです。ただし、5項目以下でもアトピー性皮膚炎の犬がいますので注意が必要です。

補足

このテストは、8項目中5項目を満たした場合、感度85%・特異度79%であると報告されています。

  • 感度:陽性と判定されるべきものを正しく陽性と判定する確率
  • 特異度:陰性のものを正しく陰性と判定する確率
  • 感度・特異度について詳しく知りたい方は、こちらを参照してください。

まとめ

若い時(概ね3歳以下)からの強い痒みを訴える皮膚病の一つに犬アトピー性皮膚炎があります。この病気を疑った際には、この簡単な診断方法を試してみて下さい。

また、痒みは愛犬にとってストレスになりますので、早めに一度動物病院を受診されると良いでしょう。

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