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犬の流涙症
涙は眼の涙腺から分泌される体液で、眼球の保護が主要な役割です。涙は、眼の表面を通過したあと涙点に入り、涙小管・涙嚢・鼻を経て、喉から再吸収されます。 代表的な... -
犬の角膜潰瘍
角膜潰瘍は、進行すると角膜穿孔といって角膜に穴が開いてしまうことがあり、最悪の場合には失明に至ります。 短頭種での発生が多いとされる、犬の角膜潰瘍について解説... -
犬の網膜剥離
人では、ボクシングをはじめとする格闘技で、網膜剥離のために引退した選手は少なくありません。初期の症状として有名なのが、明るいところや白い壁などを見たときに目... -
犬のぶどう膜炎を丁寧に解説
この記事では、犬のぶどう膜炎(ぶどうまくえん)について原因、症状、診断そして治療を、現役獣医師が解説しています。 対象読者 動物病院でぶどう膜炎と診断されたor... -
犬の病理組織学的検査を丁寧に解説
犬の病気の診断において、確定診断のために病理組織学的検査が必要とされる場合があり、特に、腫瘍性疾患や皮膚疾患においては、治療方針を決めるために必須とも言える... -
愛犬の貧血で考えるべき5つの病態
日常の診療の中で、犬の貧血には比較的多く遭遇します。しかし、貧血の原因となる基礎疾患は多数存在するので、診断に苦慮することも少なくありません。 愛犬に貧血がみ... -
犬の神経膠腫(グリオーマ)
人と同じで犬にも脳腫瘍が存在します。人の脳腫瘍で20~30%を占める神経膠腫は、摘出が困難なことが多いため、脳腫瘍全体の5年生存率が約80%なのに対し、そのおよそ半分... -
犬の髄膜種
人と同じで犬にも脳腫瘍が存在します。日本で最も多い脳腫瘍は髄膜種であるといわれていますが、それは犬でも同様です。 高齢犬で発生し症候性てんかんの原因となる、犬... -
犬の僧帽弁閉鎖不全症
愛犬に咳が出る、呼吸困難、運動を嫌がる、失神などの症状が見られたら、どんな病気を考えますか? 中〜高齢の小型犬に多いとされる、僧帽弁閉鎖不全症について解説しま... -
犬の椎間板脊椎炎
愛犬が背骨を触った時に痛みを感じたり、部分的な足の麻痺が見られるような場合に、どんな病気を考えれば良いのでしょうか? 椎間板と脊椎の病気である、犬の椎間板脊椎...