フィラリアの予防期間

フィラリアのお薬をいつまで飲ませるかご存知ですか?そして、春に採血をしてからフィラリアのお薬をもらう理由を知っていますか?飼い主ならば知らなければいけない、フィラリアの予防について解説していきます。
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フィラリアとは

犬を飼い始めてやらなければならないことの一つに、フィラリアの駆虫薬の投与があります。昔は、多くの犬がこの病気で命を落としていたのですが、現在は駆虫薬が開発され、病気は減少傾向にあります。そして特に都市部では、稀な病気となりつつあります。しかし、病気になると致死率が高いことと、みんなが予防しているおかげで病気が減少していることを考えるとフィラリアの予防は定期的にするべきだと思われます。フィラリアは最終的に心臓に寄生しますので犬は心臓が悪くなり、お腹の中に水が貯まりぱんぱんに張ってきて、最終的には血を吐いて死亡するケースもあります。

フィラリアというのは、フィラリアに感染している犬の血を吸った蚊が、他の犬に移してしまという病気です。つまり、蚊が媒介する感染症なのです。

予防期間

フィラリアの薬は「予防薬」と言われることもありますが、正確には「駆虫薬」です。というのも、フィラリアの駆虫薬は飲ませた時にしか効果がなく、1ヶ月間効果が持続する訳ではないのです。万が一蚊に刺されて体にフィラリアが侵入してきていても、月に一度駆虫薬を飲ませてれば安心というわけです。なお、2ヶ月近く犬の体内にフィラリアがいるとフィラリアが成虫になってしまい、フィラリアの駆虫薬が効かなくなってしまいます。それが、お薬を月に一回飲ませる理由となっているのです。

フィラリアの採血

フォラリアの駆虫薬の投与の前には血液検査が必要だと言われています。通常は4〜6月からフィラリアシーズンなので、その時期に採血をしてフィラリア症にかかっていないことを確認してからお薬を渡します。ただ、採血を実施しないこともあります。両方の意見を記載しておきますので参考にしてください。担当の獣医さんとよく相談してみると良いでしょう。

採血を実施する理由

  • フィラリアが寄生していて血液中にミクロフィラリアという幼虫がいる場合には駆虫薬でアレルギー反応を起す可能性があるから
  • 心臓に寄生している成虫のフィラリアが、駆虫薬により大量に死ぬと血管に詰まり犬が死ぬことがあるから

採血を実施しない理由

  • 年間(orシーズン)を通して確実に予防しているので、フィラリア症に感染している可能性が限りなくゼロだから
  • 1年間有効なフィラリア予防の注射を、去年自分の病院で打っているから
  • そもそも(その犬が)暴れて採血できないから

まとめ

フィラリアの予防について解説しました。フィラリアの予防は「蚊をみた翌月から、蚊を見なくなった翌月まで」で、関東地方では概ね5〜12月までと言われています。関東以北では期間はより短く、関東以南ではより長くなります。

地域によって予防期間に差がありますので、お近くの動物病院に行かれた際に聞いてみると良いでしょう。

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