脳と脊髄の病気

脳と脊髄の病気

犬の脊髄の病気を丁寧に解説

犬には椎間板ヘルニアなど、脊髄に起因する病気が発生します。脊髄に起因する病気は、主に首や背中の痛みそして片側/両側の麻痺といった症状がみられますが、その原因を脊椎、脊髄そして椎間板の3つの部位に分けて考えると分かりやすいです。
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犬の椎間板ヘルニアを丁寧に解説

椎間板ヘルニアは、軟骨異栄養犬種と呼ばれるダックスフンド、コッカースパニエル、ビーグル、ペキニーズで好発します。椎間板ヘルニアの手術は、症状の重症度と発症からの時間経過により改善率が異なるので、もし椎間板ヘルニアを疑う症状が出たら、早めに動物病院を受診する必要があります。
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犬の特発性てんかん

愛犬が発作を起こす姿は、誰も見たくないと思いますが、1〜2%の割合でてんかん発作を起こす犬がいると報告されています。そこで、発作の時に気をつけるポイントや動物病院にどういったことを伝えればいいかを中心に解説していきます。犬の特発性てんかんと...
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犬の神経膠腫(グリオーマ)

人と同じで犬にも脳腫瘍が存在します。人の脳腫瘍で20~30%を占める神経膠腫は、摘出が困難なことが多いため、脳腫瘍全体の5年生存率が約80%なのに対し、そのおよそ半分程度だといわれています、そして、犬でも同様に神経膠腫は摘出が困難な腫瘍であ...
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犬の髄膜種

人と同じで犬にも脳腫瘍が存在します。日本で最も多い脳腫瘍は髄膜種であるといわれていますが、それは犬でも同様です。高齢犬で発生し症候性てんかんの原因となる、犬の髄膜種について解説します。髄膜種とは髄膜とは、脳および脊髄の保護のための膜の総称で...
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犬の椎間板脊椎炎

愛犬が背骨を触った時に痛みを感じたり、部分的な足の麻痺が見られるような場合に、どんな病気を考えれば良いのでしょうか?椎間板と脊椎の病気である、犬の椎間板脊椎炎について解説します。椎間板脊椎炎とは背骨(脊椎)は、脊髄を取り囲みこれらを保護する...
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犬の脊髄空洞症

愛犬に首の後ろあたりの知覚過敏、前肢の先端部の知覚異常、皮膚病がないにも関わらず皮膚を引っ掻く行動、前肢の開脚や筋力の低下、頚椎の側弯といった症状がみられた場合にはどんな病気を考えればよいのでしょうか?犬の脊髄の病気の中の一つで、脊髄の先天...
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犬のジステンパー

ワクチンなどの予防が普及したお陰で、診断することの少なくなった病気がいくつかあります。愛犬の混合ワクチンにコアワクチンとして必ず入っている、犬のジステンパーについて解説します。犬ジステンパーとは犬ジステンパーは、パラミクソウイルス科モルビリ...
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犬の肉芽腫性髄膜脳脊髄炎(GME)

愛犬の脳に病気を引き起こすものとして、犬ジステンパーなどのウイルス感染症によるものもありますが、原因がよく分かっていない脳炎も存在します。そんな特発性脳炎と呼ばれるものの一つである、犬の肉芽腫性髄膜脳脊髄炎について解説します。肉芽腫性髄膜脳...
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犬の壊死性白質脳炎

愛犬にてんかん発作が起きて、もし「ヨークシャーテリアかチワワ、しかも体重2kg以下」という条件に当てはまった時には、注意が必要です。症候性てんかんの原因の一つとなる、犬の壊死性白質脳炎について解説します。壊死性白質脳炎とはてんかんは、脳に器...
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犬の症候性てんかん

愛犬に、1歳未満か6歳以上でてんかん発作が見られた場合に、どんな病気を考えれば良いのでしょうか?てんかん発作全体における占める割合がおよそ50%といわれている、犬の症候性てんかんについて解説していきます。症候性てんかんとはてんかんとは、大脳...
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犬の壊死性髄膜脳炎(パグ脳炎)

壊死性髄膜脳炎をご存知でしょうか?昔は、パグ脳炎と呼ばれていました。犬のてんかんは、脳に器質的な異常が見つからないのに発作を繰り返す「特発性てんかん」と、脳の病気に伴なって発作が生じる「症候性てんかん」の2つに分類されます。犬の「症候性てん...