脳と脊髄の病気

皮膚の病気

犬の中耳炎を丁寧に解説

中耳に炎症が起こる病気で、犬の中耳炎は外耳炎の悪化により鼓膜を通して発生することが最も一般的な原因であり、また中耳炎は再発性外耳炎の素因的要因となります。犬の原発性中耳炎の原因として、原発性滲出性中耳炎(PSOM)や真珠腫があります。
その他

犬のチョコレート中毒を丁寧に解説

チョコレート中毒とは、チョコレートに含まれているテオブロミン、カフェインなどのメチルキサンチンを過剰に摂取することで生じる有害作用です。チョコレートにより含まれているメチルキサンチンの量は異なりますが、少量でも中毒を起こし、けいれん発作などを起こし死に至る場合もあります。体重に対するチョコレートの量の問題から、大型犬に比べて小型犬の方が重篤な症状がみられます。
脳と脊髄の病気

犬の脊髄の病気を丁寧に解説

犬には椎間板ヘルニアなど、脊髄に起因する病気が発生します。脊髄に起因する病気は、主に首や背中の痛みそして片側/両側の麻痺といった症状がみられますが、その原因を脊椎、脊髄そして椎間板の3つの部位に分けて考えると分かりやすいです。
脳と脊髄の病気

犬の椎間板ヘルニアを丁寧に解説

椎間板ヘルニアは、軟骨異栄養犬種と呼ばれるダックスフンド、コッカースパニエル、ビーグル、ペキニーズで好発します。椎間板ヘルニアの手術は、症状の重症度と発症からの時間経過により改善率が異なるので、もし椎間板ヘルニアを疑う症状が出たら、早めに動物病院を受診する必要があります。
脳と脊髄の病気

犬の特発性てんかん

愛犬が発作を起こす姿は、誰も見たくないと思いますが、1〜2%の割合でてんかん発作を起こす犬がいると報告されています。 そこで、発作の時に気をつけるポイントや動物病院にどういったことを伝えればいいかを中心に解説していきます。 犬の特発性てん...
脳と脊髄の病気

犬の神経膠腫(グリオーマ)

人と同じで犬にも脳腫瘍が存在します。人の脳腫瘍で20~30%を占める神経膠腫は、摘出が困難なことが多いため、脳腫瘍全体の5年生存率が約80%なのに対し、そのおよそ半分程度だといわれています、そして、犬でも同様に神経膠腫は摘出が困難な腫瘍であ...
脳と脊髄の病気

犬の髄膜種

人と同じで犬にも脳腫瘍が存在します。日本で最も多い脳腫瘍は髄膜種であるといわれていますが、それは犬でも同様です。 高齢犬で発生し症候性てんかんの原因となる、犬の髄膜種について解説します。 髄膜種とは 髄膜とは、脳および脊髄の保護のための膜...
脳と脊髄の病気

犬の椎間板脊椎炎

愛犬が背骨を触った時に痛みを感じたり、部分的な足の麻痺が見られるような場合に、どんな病気を考えれば良いのでしょうか? 椎間板と脊椎の病気である、犬の椎間板脊椎炎について解説します。 椎間板脊椎炎とは 背骨(脊椎)は、脊髄を取り囲みこれらを...
脳と脊髄の病気

犬の脊髄空洞症

愛犬に首の後ろあたりの知覚過敏、前肢の先端部の知覚異常、皮膚病がないにも関わらず皮膚を引っ掻く行動、前肢の開脚や筋力の低下、頚椎の側弯といった症状がみられた場合にはどんな病気を考えればよいのでしょうか? 犬の脊髄の病気の中の一つで、脊髄の...
脳と脊髄の病気

犬のジステンパー

ワクチンなどの予防が普及したお陰で、診断することの少なくなった病気がいくつかあります。 愛犬の混合ワクチンにコアワクチンとして必ず入っている、犬のジステンパーについて解説します。 犬ジステンパーとは 犬ジステンパーは、パラミクソウイルス科...
脳と脊髄の病気

犬の肉芽腫性髄膜脳脊髄炎(GME)

愛犬の脳に病気を引き起こすものとして、犬ジステンパーなどのウイルス感染症によるものもありますが、原因がよく分かっていない脳炎も存在します。 そんな特発性脳炎と呼ばれるものの一つである、犬の肉芽腫性髄膜脳脊髄炎について解説します。 肉芽腫性...
脳と脊髄の病気

犬の壊死性白質脳炎

愛犬にてんかん発作が起きて、もし「ヨークシャーテリアかチワワ、しかも体重2kg以下」という条件に当てはまった時には、注意が必要です。 症候性てんかんの原因の一つとなる、犬の壊死性白質脳炎について解説します。 壊死性白質脳炎とは てんかんは...