脳と脊髄の病気 犬の特発性てんかん 愛犬が発作を起こす姿は、誰も見たくないと思いますが、1〜2%の割合でてんかん発作を起こす犬がいると報告されています。 そこで、発作の時に気をつけるポイントや動物病院にどういったことを伝えればいいかを中心に解説していきます。 犬の特発性てんか... 2018.10.17 脳と脊髄の病気
口腔の病気 犬の唾液粘液嚢胞(唾液腺嚢胞)を丁寧に解説 唾液粘液嚢胞(唾液腺嚢胞)は、唾液腺やその導管が傷害を受け、唾液が周囲組織へ漏れ出したものです。診断は、唾液粘液嚢胞が疑われる腫れている部分の、触診と穿刺吸引を行います。病変部の触診では、液体が貯まっている感じ(波動感)があり、中の液体を細い針で吸引すると透明〜灰褐色あるいは血液が混ざった粘稠度の高い粘液が採取されます。 2017.12.29 口腔の病気
脳と脊髄の病気 犬の神経膠腫(グリオーマ) 人と同じで犬にも脳腫瘍が存在します。人の脳腫瘍で20~30%を占める神経膠腫は、摘出が困難なことが多いため、脳腫瘍全体の5年生存率が約80%なのに対し、そのおよそ半分程度だといわれています、そして、犬でも同様に神経膠腫は摘出が困難な腫瘍であ... 2017.12.23 脳と脊髄の病気
脳と脊髄の病気 犬の髄膜種 人と同じで犬にも脳腫瘍が存在します。日本で最も多い脳腫瘍は髄膜種であるといわれていますが、それは犬でも同様です。 高齢犬で発生し症候性てんかんの原因となる、犬の髄膜種について解説します。 髄膜種とは 髄膜とは、脳および脊髄の保護のための膜の... 2017.12.22 脳と脊髄の病気
循環器の病気 犬の僧帽弁閉鎖不全症 愛犬に咳が出る、呼吸困難、運動を嫌がる、失神などの症状が見られたら、どんな病気を考えますか? 中〜高齢の小型犬に多いとされる、僧帽弁閉鎖不全症について解説します。 僧帽弁閉鎖不全症とは 心臓は、律動的な収縮によって血液の循環を行うポンプの役... 2017.12.10 循環器の病気
脳と脊髄の病気 犬の椎間板脊椎炎 愛犬が背骨を触った時に痛みを感じたり、部分的な足の麻痺が見られるような場合に、どんな病気を考えれば良いのでしょうか? 椎間板と脊椎の病気である、犬の椎間板脊椎炎について解説します。 椎間板脊椎炎とは 背骨(脊椎)は、脊髄を取り囲みこれらを保... 2017.12.05 脳と脊髄の病気
脳と脊髄の病気 犬の脊髄空洞症 愛犬に首の後ろあたりの知覚過敏、前肢の先端部の知覚異常、皮膚病がないにも関わらず皮膚を引っ掻く行動、前肢の開脚や筋力の低下、頚椎の側弯といった症状がみられた場合にはどんな病気を考えればよいのでしょうか? 犬の脊髄の病気の中の一つで、脊髄の先... 2017.11.23 脳と脊髄の病気
血液の病気 犬の免疫介在性血小板減少症 愛犬に、紫色のアザが皮膚に見られる、歯茎や口腔粘膜からの出血、鼻出血、黒い便が出る(消化管出血)、紅茶のような尿が出る(尿路出血)といった症状が見られたら、どんな病気を考えますか? 出血し易くなり、血が止まりにくくなる「出血傾向」を示す病気... 2017.11.19 血液の病気
血液の病気 犬の赤芽球癆 犬の貧血の原因となる病気は非常に多岐に渡り、なかなか診断の難しい病気もあります。 非再生性貧血を起こす原因の一つである、犬の赤芽球癆(せきがきゅうろう)について解説します。 犬の赤芽球癆とは 赤血球とは、血液循環によって体中を回り、肺から得... 2017.11.18 血液の病気
脳と脊髄の病気 犬のジステンパー ワクチンなどの予防が普及したお陰で、診断することの少なくなった病気がいくつかあります。 愛犬の混合ワクチンにコアワクチンとして必ず入っている、犬のジステンパーについて解説します。 犬ジステンパーとは 犬ジステンパーは、パラミクソウイルス科モ... 2017.11.17 脳と脊髄の病気
血液の病気 犬の敗血症 敗血症は、人医療において世界で数秒に1人が命を落としている病気であるとされています。そして、あらゆる年齢で罹患する可能性のある、重篤な疾患であると考えられています。 重症細菌感染症の進行した場合にみられる、犬の敗血症について解説します。 犬... 2017.11.16 血液の病気
循環器の病気 犬のアナフィラキシー 愛犬のワクチンの接種時の副作用で、アナフィラキシーという言葉を聞いたことがありますか? ワクチンや薬剤の投与時にみられることのある、犬のアナフィラキシーについて解説しています。 アナフィラキシーとは アナフィラキシーとは、定義によればIgE... 2017.11.16 循環器の病気