病気辞典

循環器の病気

犬の僧帽弁閉鎖不全症

愛犬に咳が出る、呼吸困難、運動を嫌がる、失神などの症状が見られたら、どんな病気を考えますか? 中〜高齢の小型犬に多いとされる、僧帽弁閉鎖不全症について解説します。 僧帽弁閉鎖不全症とは 心臓は、律動的な収縮によって血液の循環を行うポン...
脳と脊髄の病気

犬の椎間板脊椎炎

愛犬が背骨を触った時に痛みを感じたり、部分的な足の麻痺が見られるような場合に、どんな病気を考えれば良いのでしょうか? 椎間板と脊椎の病気である、犬の椎間板脊椎炎について解説します。 椎間板脊椎炎とは 背骨(脊椎)は、脊髄を取り囲みこれらを...
脳と脊髄の病気

犬の脊髄空洞症

愛犬に首の後ろあたりの知覚過敏、前肢の先端部の知覚異常、皮膚病がないにも関わらず皮膚を引っ掻く行動、前肢の開脚や筋力の低下、頚椎の側弯といった症状がみられた場合にはどんな病気を考えればよいのでしょうか? 犬の脊髄の病気の中の一つで、脊髄の...
血液の病気

犬の免疫介在性血小板減少症

愛犬に、紫色のアザが皮膚に見られる、歯茎や口腔粘膜からの出血、鼻出血、黒い便が出る(消化管出血)、紅茶のような尿が出る(尿路出血)といった症状が見られたら、どんな病気を考えますか? 出血し易くなり、血が止まりにくくなる「出血傾向」を示す病...
血液の病気

犬の赤芽球癆

犬の貧血の原因となる病気は非常に多岐に渡り、なかなか診断の難しい病気もあります。 非再生性貧血を起こす原因の一つである、犬の赤芽球癆(せきがきゅうろう)について解説します。 犬の赤芽球癆とは 赤血球とは、血液循環によって体中を回り、肺から...
脳と脊髄の病気

犬のジステンパー

ワクチンなどの予防が普及したお陰で、診断することの少なくなった病気がいくつかあります。 愛犬の混合ワクチンにコアワクチンとして必ず入っている、犬のジステンパーについて解説します。 犬ジステンパーとは 犬ジステンパーは、パラミクソウイルス科...
血液の病気

犬の敗血症

敗血症は、人医療において世界で数秒に1人が命を落としている病気であるとされています。そして、あらゆる年齢で罹患する可能性のある、重篤な疾患であると考えられています。 重症細菌感染症の進行した場合にみられる、犬の敗血症について解説します。 ...
循環器の病気

犬のアナフィラキシー

愛犬のワクチンの接種時の副作用で、アナフィラキシーという言葉を聞いたことがありますか? ワクチンや薬剤の投与時にみられることのある、犬のアナフィラキシーについて解説しています。 アナフィラキシーとは アナフィラキシーとは、定義によればIg...
循環器の病気

犬のショック(循環性ショック)

もし、愛犬が「ショック状態」と診断されたら、それはどんな事を意味するのでしょうか?日常で使う、単にびっくりした状態、急に衝撃を受けた状態という意味ではありません。 獣医さんの使う分かりにくい言葉の一つである、犬のショックについて解説します...
血液の病気

犬の播種性血管内凝固(DIC)

もし、愛犬が「播種性血管内凝固(DIC)」と診断されたら、それはどんな事を意味するのでしょうか? 獣医さんの使う言葉で、分かりにくい言葉の一つである、犬の播種性血管内凝固(DIC)について解説します。 播種性血管内凝固 とは 播種性血管内...
脳と脊髄の病気

犬の肉芽腫性髄膜脳脊髄炎(GME)

愛犬の脳に病気を引き起こすものとして、犬ジステンパーなどのウイルス感染症によるものもありますが、原因がよく分かっていない脳炎も存在します。 そんな特発性脳炎と呼ばれるものの一つである、犬の肉芽腫性髄膜脳脊髄炎について解説します。 肉芽腫性...
脳と脊髄の病気

犬の壊死性白質脳炎

愛犬にてんかん発作が起きて、もし「ヨークシャーテリアかチワワ、しかも体重2kg以下」という条件に当てはまった時には、注意が必要です。 症候性てんかんの原因の一つとなる、犬の壊死性白質脳炎について解説します。 壊死性白質脳炎とは てんかんは...